女性看護師の出産前後の就業、妊娠中・産休・育児休暇の過ごしかた、職場復帰に向けた保育園・復職の準備、その後のキャリアアップについて実体験を元に掲載しています。

Q.転職支援(人材紹介)会社ってなに?

A.看護師不足を解消する、民間の会社が運営するサービスです。

2006年の医療報酬改正を期に、病院の経営方針が一転しました。特に大きな病院の経営改革は顕著で、中小規模の病院に看護師不足の影響が。経営内容自体、より医療に専念できる専門的内容へシフトしたため、人事関係のアウトソーシングも活発になりました。2年後の2008年のリーマンショックで仕事を失った製造業を中心に、看護師の転職サポートへ事業内容を変更した会社も数多く出現し、より市場が活発した背景があります。
今日の病院にとって看護師の人材紹介会社は、人事部門の一部に担う、なくてはならない存在です。

Q.どうして公的機関ではなく、民間サービスが利用されているのか?

A.競争により、よりよいサービスを提供する努力をしているから。

転職支援会社が誕生した背景のとおり、民間の看護師人材紹介業は競争が激化しています。忙しい看護師に変わり、看護師が求める求人を探したり、履歴書のひな形を作成し手厚いフォローをしてくれます。中には転職祝いと称し無料でサポートするだけでなく、お金を支給してくれる会社まで。民間を利用する看護師が増えているなら、病院も民間企業に手厚くなるのは必然。結果、魅力的な非公開求人なる情報が存在し、一部の民間会社に委ねられるようになりました。

Q.どうして民間サービスは無料なのか?

A.あなたの年収の一部が、報酬となって渡っています。

これは看護師の転職に限らず、人材紹介の一般的な話。例えば、少し前まで民間会社の主流だった‘派遣’。派遣社員が月に30万手取りでもらっている場合、働いてる会社は派遣会社に40万支払っている仕組みと同じです。(そんなに多くもらっているの!?)と思いますが、転職に至らなかったケースでは無賃で人が働いているケース(履歴書の添削や面接動向等)もあります。
看護師の品質向上を目的とし、病院自体が、民間の看護師人材紹介会社を設立したケースがあるほど。これは一部の余裕のある医療機関の話ですが、それほど看護師の人員確保は緊急性を要し、必要性が高まっている状況といえます。
転職した看護師の年収が基準となり、支援している会社の利益となるのですから、年収が高い看護師ほど重宝されます。支援金や祝い金が設定されている会社は顕著で、スキルや勤務スタイルに応じ金額に差があるのは、その背景が色濃く出ている証拠です。